自律神経は無意識に動いてくれている
“内臓を動かす、血流を良くするなどの行為は無意識で行われており、意識させて行うということはとても難しいです。このため、自律神経を使って内臓を動かすなどのことをしていきます。自律神経は交感神経、副交感神経がうまくバランスを取りながら活動しており、健康を保つようにします。しかし、このパワーバランスが崩れてしまうと体中に様々な影響を与えます。めまいがする、動悸に襲われる、耳鳴りがする、眠れないといったことになり、いくら薬を飲んでも効果が出ないということもあります。こうした場合は自律神経の乱れが起きており、それを改善することが大事です。
自律神経の改善に関して3つの対策が存在します。
食事
バランスのいい食事を心がけることが大切であり、ビタミンを豊富にとる食事を目指すことが重要です。自律神経の乱れに悩んでいる人の多くは朝食を食べておらず、三食をそもそも食べてないという人が意外と多いため、三食をきちんと食べることも大事になっていきます。
運動
運動をすることで交感神経を活発にさせます。運動をすると体温が上がり、血流もよくなります。夜に向けてだんだんと体温が下がり、副交感神経が優位に働くようになり、それで眠りにつきやすくなります。逆に夜に交感神経を活発にさせると眠くなくなってしまう、もしくは負担をかける形で寝ることになるため、注意が必要です。
整体
筋肉が緊張している状態はリラックスとは無縁であり、交感神経が常に働いている状態となっています。その時点でバランスが崩れており、体の歪みにつながり、体全体が酸素不足になるような状態に追い込まれます。背骨から自律神経はでているためからだのゆがみバランスを整え、自律神経を整えていくことができるようになります。お風呂に入るときも首までつかり、血行を良くしていくことで体全体の緊張をほぐしていくことも得策です。
自律神経の乱れを改善するには、食生活の乱れの改善だけではなく、日ごろの生活習慣の見直しも必要になっていきます。睡眠時間もできる限り一定の時間にし、お酒などに頼らない形で睡眠をとり、食事もきっちりと食べ、毎日運動をするということを続けていけば、おのずと自律神経の乱れは改善されていき、めまいや動悸、耳鳴りといった体全体の不調も解消され、毎日を元気に暮らしていくことができるようになります。”