小顔になるためには
まず、むくみ予防が大切です。いくら小顔になったとしても、体や顔がむくんでいたのでは、折角の小顔が台なしです。コーヒーには、利尿作用があります。ですから、その利尿作用によって、むくみが解消されるのではないか…と思われる方がいるかもしれません。しかし、いくら利尿作用があるといっても、飲み過ぎには要注意です。コーヒーの飲みすぎは、むくみの原因となります。
コーヒーには
カフェインが入っています。そして、このカフェインには、カリウムというミネラルを、体外に排出する作用があります。毎日コーヒーを、何杯も飲んでいると、慢性的なカリウム不足に陥ってしまいます。
様々な働きがあります。ナトリウムと拮抗し、細胞内外のイオンバランスを調整して、その浸透圧を一定にする働きを持っています。浸透圧は水分量の調節、つまり保水する力のことですから、小顔やむくみには非常に大切なものです。その他にもカリウムは、筋肉の弛緩を調節したり、細胞がエネルギー生産をする作業に関わったりもしています。腎臓の老廃物排泄を促すのも、カリウムの作用です。ですから、このカリウムが体外に排出してしまうというのは、人の体にとってよくありません。むくみや小顔にとっても、大敵なのです。
カリウムを体の外に排出してしまう原因
甘い物の食べ過ぎ、塩分の取り過ぎ、そして過度の飲酒やコーヒーの飲み過ぎなどがあります。そしてカリウム不足は、むくみだけでなく、高血圧や糖尿病、低血糖や精神神経障害、食欲不振や消化不良、ストレスの増大にも繋がります。
カリウムは重要なミネラル
カリウムは、カルシウムとリンに次いで、体内で3番目に多く含まれる主要なミネラルです。ほぼ体全体の組織の細胞内液には、カリウムが存在しています。
カリウムとナトリウムとは
常に一定のバランスで保たれています。例えば、コーヒーを飲み過ぎて、カリウム不足になったとします。すると、両者のバランス調整ができなくなり、ナトリウムの濃度を下げるために、水分を取り入れることになります。その結果、血管壁は水分で膨れて高血圧になり、顔等では、組織液やリンパ液が薄れてしまい、むくみとなって現れてしまうのです。適量ならば体に良いものでも、一定量を過ぎて過剰に摂取すると、害を及ぼすものが多くあります。コーヒーもそれと同じです。適量であれば、利尿作用があり体にも良いのですが、飲みすぎるとカリウムを体外に排出してしまい、むくみの原因となってしまいます。